退職&転職しました

要約: 雑に仕事をやめて雑に新しい仕事を始めました。

退職しました

2022年5月にIndeed Japan株式会社を退職しました。リクルートに在籍していた時期もあわせて、新卒から7年間勤めていた会社でした。つい最近レイオフが発表されたIndeedですが、少なくとも自分が辞める時はソフトウェアエンジニアの楽園なのではないかと思うような素晴らしい職場でした。一人前のソフトウェアエンジニアとして育ててもらったし英語力もついたしで、最初のキャリアとしてはベストだったと思っています。

やめたきっかけはIndeedを先に辞めていたチームメイトからスタートアップを手伝ってくれないかと誘われたことでした。ちょうど30歳を過ぎて人生にあたらしい刺激を入れたいと思っていたこと、ダメでもしばらくニートできる貯金があったことから誘いを受け、フィットネス系のアプリの開発をしばらくやっていました。

また退職しました

アプリ開発は8月ごろにとりあえず動くようになったところでモチベーションが尽きてしまいました。そもそもフィットネスが自分にとって関心領域のド真ん中というわけでなかったのが最大の理由だと思っています。誘ってくれた人に謝ってまた退職し、束の間のニートをエンジョイしていました。

その後すぐにスプラトゥーン3が発売され、サーモンランを毎日8時間ほど仕事のごとくやり続けました。当時のテッキュウは強敵でしたね……

バイト始めました

このころにTwitterを見ていたところ、Optunaの開発をしながらお金がもらえるなんとも都合のよいアルバイトがあることを知りました。応募してみたところ無事採用され、PFNで週2回、クマサン商会で週3回バイトする生活が続きました(クマサン商会はもっと多かったかも)。OptunaからSciPy依存を消したりムニ・エール海洋発電所でカンストしたりと充実していました。

転職しました

10月ごろにAtCoder社のYouTube配信を見ていたら、学生に問題を解かせまくったデータを蓄積している変な会社が出てきました。AtCoderの難易度推定を通じてテスト理論に自信ニキだったので、コメント欄でそういう話を書いてアピール(?)のようなことをしていたら、配信後に@akenshoからDMで「そんなに興味があるなら応募せえ(筆者による要約)」と言われたのが転職先であるモノグサ株式会社との出会いでした。

こちらも応募してみたところ採用され、2023年1月から業務委託という形で学習履歴の分析に関わることになりました。最初に作っていたフィットネスのアプリのようなシード期ではないにせよモノグサもスタートアップであり、Indeedのような大企業ならあるものも全然なかったりします*1。そういう環境が不思議と楽しく感じられたし自分の力を発揮できそうだとも思えたので2月ごろにはフルタイムで働くことを考え始め、4月から実際に正社員に切り替えて働いています。

ダラダラ転職活動を振り返って

緩い雇用形態で短期間働いてみるのを合計3回やったわけですが、事業・業務の内容や会社の文化とのマッチング度合いがかなり正確にわかるので転職活動としては非常によかったと思っています。なんとなく面白そうな方向にふらふら寄ってみるのを繰り返していただけで意識的にやっていたわけではないのですが、振り返ってみると時間に余裕があればこういうやり方もあるなと感じます。結果的に半年くらいで辞めることになった最初の2社には申し訳なく思っていますが、緩い雇用形態なので許してほしいです。

CMの時間です

モノグサは、記憶という広大で未開拓な領域を共に探求する仲間を求めています! 

careers.monoxer.com

*1:学習履歴の解析をする話だったのにそもそもデータ基盤が全然ないのでまずそれを作るところからだったり