kawatea 問題
今年の ICPC 国内予選が終わりました。選手の皆さん、そして運営に携わった皆さん、本当にお疲れ様でした。
さて、ぼく界隈で大変注目すべきこととして、今年から審判団に大学の同期であった kawatea がいます!!!! どこで差がついたのか、慢心、環境の違い……。
今年度からICPCの日本リージョンの審判団に加わることになりました。よりよいコンテストにできるよう頑張ります。
— かわてぃー (@kawatea03) 2016年4月11日
かわてぃーぷろ!!!!
ところで、こちらの問題をご覧ください。
indeednow-finala-open.contest.atcoder.jp
無向の辺に適宜向きを定めてある値を最適化する??? 今年の国内予選の H か??? という疑念がこれまたぼく界隈で話題になりました。
というわけで、思い出せる限りで過去の kawatea 問題を集めました。アジア地区予選対策にご活用ください*1。
2012年 JAG夏合宿 2日目 not_shiokawa + tokoharu セット
Treasure Hunt | Aizu Online Judge
House Moving | Aizu Online Judge
UTPC (FY) 2013
G: 夏休みの掃除当番 - 東京大学プログラミングコンテスト2013 | AtCoder
I: 支配と友好 - 東京大学プログラミングコンテスト2013 | AtCoder
CODE FESTIVAL 2014
あさぷろ
D: 枕決め - CODE FESTIVAL 2014 Easy | AtCoder
C: 宝探し 2 - CODE FESTIVAL 2014 Hard | AtCoder
チーム対抗リレー
F: ループを探せ - CODE FESTIVAL 2014チーム対抗早解きリレー | AtCoder
J: Color Game - CODE FESTIVAL 2014チーム対抗早解きリレー | AtCoder
indeed なう 本戦A
A: Table Tennis - Indeedなう(オープンコンテスト) | AtCoder
D: Longest Path - Indeedなう(オープンコンテスト) | AtCoder
UTPC (FY) 2014
C: 最小カットと最大カット - 東京大学プログラミングコンテスト2014 | AtCoder
E: 宝くじ - 東京大学プログラミングコンテスト2014 | AtCoder
J: 看板の塗り替え - 東京大学プログラミングコンテスト2014 | AtCoder
*1:という建前でかわてぃーの作問センスを鑑賞していってください
SOUND VOLTEX の TOTAL 値
結論
SOUND VOLTEX の Effective Rate (通常ゲージ) は PUC すれば 210 % 増加すると思われます。
解説
基礎資料
SDVX 譜面保管所様の次のプレイ動画を資料とします。
I'm so Happy の NOVICE 譜面は全 408 チェイン、そのうちショートチップと直角つまみ(以下、これらをまとめてショートと呼びます)による分は 122 で、残りの 286 はロングと直角でないつまみ(以下、これらをまとめてロングと呼びます)によります。
仮定1: ショートとロングの回復量比は 4:1
NOVICE 譜面を見ていると、ショートを 1 つ取るたびにゲージがだいたい 1 % 増えて、ロングを1小節分取るとチェインが 16 増えてゲージがだいたい 4 % 増えることに気が付きます。
このことから、ショートとロングの回復量比は 4:1 であると考えられ、これはミス時の減少量の比と一致するので妥当な推測といえます。
仮定2: ゲージ量が x' % と表示されている時、真のゲージ量 x は x' ≦ x < x' + 1 (切り捨て)
EXHAUST 譜面での開始直後の変化を観察すると、1 つ目のオブジェクトで 1 %にならないので切り上げではないことがわかります。
またゲージ最高の状態からロングで 1 ミスすると 99 %表示になることから四捨五入でもないと考えられるので、ゲージ表示が素直に実装されていれば切り捨てと考えられます。
考察
基礎資料と仮定 1 から、I'm so Happy [NOV] において、合計増加量 t とロング 1 チェイン当たり増加量 x の関係は t = 122 * (4x) + 286 * x = 774t です。
動画において 181 チェイン時点でゲージは 94 %と表示されていて、ここまでに登場したショートは 56 個です (つまりロングは 125 チェイン)。この事実と仮定 2 から 94 < 56 * 4x + 125 * x < 95 という評価を得ますので、これらを解いて 208.46 < t < 210.69 を得ます。
条件を満たす t の中では、クリア基準の 3 倍である 210 はとてもキリがよいのでこれが総増加量ではないかと考えられます。
また、別の難易度の譜面もおおよそ 500 万点の少し前でゲージが最高値に達していることから、この設定は他の譜面にも適用されていると考えてよさそうです。
今後の課題
ハードゲージの回復量とか。
Girls und Panzer ep.10-12
決勝前の準備から決勝戦。11話と12話は戦闘シーンが多くて英語的には非常に簡単。
気になった表現など
10話
swear: 誓う、ののしる
put out: (明かりなどを)消す
spare time: 空き時間
IRL: In Real Life
<-> OLO: OnLine Only
alma mater: 出身校、母校
on the house: 店のおごりで
Operation Bagration: バグラチオン作戦。独ソ戦における赤軍の最大の反攻作戦で、これによりドイツ軍は独ソ戦開始前の位置まで押し戻されることとなった。ソ連の戦車で戦うプラウダとドイツの戦車で戦う黒森峰の関係を意識した引用。
back then: その時には、その当時には
11話
brat: 子供、ガキ
repel: 撃退する、拒絶する
choke: 窒息させる
tease: からかう、(主に米)ねだる
-> Operation Teasy Tease: おちょくり作戦
pacify: なだめる
12話
enormous: 巨大な
valor: 勇気
provoke: いらいらさせる、扇動する
dizzy: めまいがする、ふらふらする
-> Operation Dizzy Dizzy: ふらふら作戦
harsh: 不快な、どぎつい
基本的には首を出してても安全だよと言いつつ正面から近くで撃ち合うときなど危険なときにはちゃんと西住殿が隠れてることに気がついた。
Girls und Panzer ep.7-9
1回戦後の戦力増強タイム (7話) とプラウダ戦 (8, 9話)
気になった表現など
7話
invalid: 1. 病弱な、病人、病弱にする(動詞は通例受け身)) 2. 無効な
病弱引数例外
antisocial: 反社会的な、非社交的な
あんたいそしある、みたいな感じで言われたので聞き取り不能だった。綴りと音が一切一致しない英語は本当にクソだと思う。
yell: 大声で叫ぶ、叫び声。エール
ICPC に YellowYell って京大のチーム名がありましたね。
get anywhere: 成功する。役に立つ。 any- なのでなんか平叙文ではあまり使わなさそうな感じがする。
be held back: 足止めを食らう
本編では(麻子が)留年をするという意味で登場
supposedly: (文修飾で)……と想像される。
grandly: 雄大に
pull it off: うまくやる、なんとかする
butt: 棒などの太い方の端、根本、(米口語)おしり
slack off: 勢いを緩める
cowards: 臆病者共
生徒会の人が使っててほんとこわいと思いました(小並感)
dandy: (口語) すてきな
pumped up: アドレナリンの活性化から来る興奮と熱狂で緊張する (pumped upの意味 - 英和辞典 Weblio辞書)
divination: 占い
<- divine: 占う、神聖な
-> divine rights: 神授王権 Civ4では大した効果がない上に宗教キチが神学から速攻で取りに行くせいで交換材料にすらならない残念な技術だったような。
8話
suck: なめる、(米俗)嫌気がさす
仕事で Javascript sucks. ばっかり言ってたので後者の意味は知ってた。
The race is not given to the swift, nor the battle to the strong. 脚が速いものが競争に勝つとは限らないし、強いものが戦いに勝つとも限らない。聖書からの引用。
laid back: くつろいだ、リラックスした
mallard: マガモ。カモさんチームのことですね。
arrogant: 傲慢な
<-> modest: 謙虚な。大学院生の頃に謙虚で優秀という言葉を乱用していたのを思い出す。
thoroughly: 徹底的に、まったく
liver: 肝臓
remnisce: 追想する、思い出を語る
burden: 重荷
cocky: (口語) 生意気な
HE shell: 榴弾 (High Explosive)
nuts: (米俗) (憎悪や落胆の意味で) ばかな、くだらない
intact: 手付かずで
9話
consolidate: 合併整理する
endowment: 寄付金、天分
all on the table plan: ところてん作戦 なんでこの訳なんだろう。
deliberate: わざと、故意の
pierce: 貫通する
hibernate: 冬眠する、引きこもる
root for: 応援する
underdog: (試合などで) 負けそうな方
-> rooting for the underdog: 判官贔屓
daft: (口語) ばかな、まぬけな
tracer round: 曳光弾
<- round: この場合は(弾薬の)一発の意味
hall monitor: 風紀委員
lure: 誘惑する、誘い出す、ルアー
pursuit: 追跡、追求
<- pursue: 追跡する、追求する。名詞形の綴が予測不能。英語はクソ。
Girls und Panzer ep.4-6
前回の続き。聖グロ戦とサンダース戦の部分。
気になった表現など
4話
とりあえずただ見てただけなのであまりメモってない。あとで見なおそう
5話
戦車道カフェでの麻子のセリフがクソ早くて難しかった。幸い英語字幕がセリフと同じだったので何言ってるかわかった。ガルパンの英語版は全体的に聞き取りやすいと感じてるけど、ここだけ異常に難しくてほんとうに困った。
日本語版: 強豪校が有利になるように、示し合わせて作った暗黙のルールとやらに負けたら恥ずかしいな。
英語版: It'd be pretty embarrasing if one of those teams beats veterans that all sat around in the ivory towers coming up with that rule.
indubitably off-putting: 本当に感じが悪いな
その直後の華のセリフ。単語がどれ一つわからなくて笑った。
intrusion: 侵入
秋山理髪店を訪れるシーン。 sorry for the intrusion (おじゃまします)。動詞は intrude。
infiltrade: 潜入する
all-hands: 全員、全体。all-hands meeting で全体ミーティング
platoon: 小隊。splatoon はこれと splat の組み合わせ。
sergeant: (米陸空軍・海兵隊で)軍曹。米海軍で同等の階級は petty officer 兵曹。
imposter: 詐欺師、ペテン師
サンダース高潜入ビデオから。軍事系の単語が多い。
maneuverability: 機動力
maneuver: 巧みに操縦(する)
perv: (俗語)性的倒錯者
wiretap: (通信などを)盗聴する
retreat: 退却する
サンダース戦前半から。retreat は Civ4 のおかげで知ってた。
6話
draw first blood: 先制する
reassuring: 安心させる、元気づける
commission: 委任、任務
parting: 告別、離別、死去。parting haiku で辞世の句。
seize: つかむ、捕らえる。物理的でない対象にも使えそうな感じ。便利ワードっぽい。
applause: 拍手、称賛
アリサが全体的によくしゃべってくる強敵だったけど比較的わかりやすい。
Girls und Panzer ep.1-3
英語の勉強 (とくにリスニング) のためにガルパンの北米版BDを買って見始めた。
日本語版ではすでに2回見たことがあって内容は大体覚えているのもあり、あまり内容に引っかかることはなく見ることができた。
気になった表現など
1話
tankery: 戦車道
この作品のキーワード。英語の造語法みたいなものを感じることができる。
convene: 召集する
全校生徒に戦車道の説明をする直前のシーンで登場。最初は combine かと思った。
hiatus: 割れ目、ヒビ
大洗女子学園の戦車道の歴史の断絶を指して使用された。こんな単語知るか!
Are you too good for Tankery or what?
会長のセリフ。日本語版では「なんで (戦車道を) 選択肢ないかなあ」。結構踏み込んだ訳だと思った。
popular: モテる
さおりんがやけに連呼するからそうなんだろうなと思ったけど weblio にこの意味は載ってなかった。
what the heck: なんてこった、ちくしょう
2話
beef stew: 肉じゃが
肉じゃが誕生エピソードを思い起こさせる英訳。
turret: 回転砲塔
なんか塔のような縦に長いものを指すというイメージだった。ingress で見て覚えました。
3話
anticipate: 予期する
単語帳で何回見ても覚えられない単語も西住殿が言ってくれれば覚えられるし最高の学習法だと思う。
speak up: 自由に話す、大きな声で話す
意見を促すときに使う表現っぽい。